転職の前に、現職で何を得たのかを振り返る

転職は逆風ではない

 

 近年、転職で就職試験を受ける人が、新卒者よりも著しく不利とはいえなくなっています。一般的な社会人としてのマナーや基礎的な仕事上のコミュニケーション力を身に付けているだけでも、企業にとっては新卒者を採用するよりもメリットがあるからでしょう。

 

転職者の武器は現職に眠っている

 

 しかし実際に決意した人にとって、転職が大きなリスクを伴うものであることは事実です。特に経験の浅い若手社員、いわゆる第二新卒者が転職を考えるなら、まずは、現在の仕事であなたが何を得たのかを、静かに振り返ってみる時間をつくることをおすすめします。なぜなら、仮に新卒者とは違った武器が第二新卒者にあるとするならば、それは現職での経験にこそそれが眠っているはずだからです。

 

振り返りは面接にむけたトレーニング

 

 この作業で重要なポイントは、現職への不満があったとしてもそれは一旦忘れ、自分を成長させてくれた仕事として真摯に受け止め、感謝と反省の気持ちをもって整理することができるかどうか、という点です。

 

 転職の面接試験で、前職への不平不満をだらだら述べることは禁物です。企業が必要とするのは、そうした逆境や問題点を改善する意欲と器量がある人物なのかどうか、という点なのです。前職を振り返る時間とは、すなわち、大人としての成熟度を磨くトレーニングでもあるのです。


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